リサーチユニットTMPR(岩沢兄弟+堀川淳一郎+美山有+中田一会)によるAIと人間が協働して世界を観測するイベント『動点観測所(35.39.36.02/139.42.5.98)』のレポート記事を、Tokyo Art Beatの特集「AI時代のアート」に寄稿しました。🚶

リサーチユニットTMPR(岩沢兄弟+堀川淳一郎+美山有+中田一会)によるAIと人間が協働して世界を観測するイベント『動点観測所(35.39.36.02-139.42.5.98)』のレポート記事を、Toky.jpg

リサーチユニットTMPR(岩沢兄弟+堀川淳一郎+美山有+中田一会)によるAIと人間が協働して世界を観測するイベント『動点観測所(35.39.36.02-139.42.5.98)』のレポート記事を、 (2).jpg

リサーチユニットTMPR(岩沢兄弟+堀川淳一郎+美山有+中田一会)によるAIと人間が協働して世界を観測するイベント『動点観測所(35.39.36.02-139.42.5.98)』のレポート記事を、 (1).jpg

CCBT(シビック・クリエイティブ・ベース東京)のアーティスト・フェローにより開催された『動点観測所』のワークショップと、会期中に開催されたゲームデザイナーの木原共さんとのトークセッションについて書いています。

市街地での散歩と生成された日記の差分にある曖昧な知覚体験が促されるワークショップでは、AIや異なる知性との触れ合いによって人間の喜びや自由、移動する楽しさが再獲得されるようでした。AIと一緒にものづくりをする体験の設計方法や、「遊び」や「安心感」などの価値基準がAIクリエイションに保有される大切さにも触れられました。

TMPRさんが活動テーマとして掲げる「技術と人間の平熱の共存」にも、身体や心の存在を確かめあえる環境を構想する姿勢が感じられる。個々人の価値観によって未知との接し方、見え方が異なることが肯定される可能世界を垣間見ることができました。

「AIと人間の平熱の共存」が見据える未来。CCBTで行われたTMPR(岩沢兄弟+堀川淳一郎+美山有+中田一会)「動点観測所(35.39.36.02/139.42.5.98)」レポート